幻想と休日の太陽 名前: 九十九良 [2009/09/27,07:00:58] No.102
人間ってある種のヒューマニズムとか求めたりすると、父と子とか神と人間とか象徴的な関係とかに頼りがちになるんだね。
僕もそれは例外ではないし。
ただ、それを痛感して自己矛盾と闘いながら生きていくっていうのは辛いことだけど。
まあ、それは自分にとっては大切なことだと思っている。

人は誰しも、自分の世界から逃れることのできぬ苦しみを背負っている。
見つめているものは、幻想と休日の太陽と一瞬の季節。
ただそれだけのこと。

漂流し続ける時間の狭間には、様々な思いが生まれては消える。
けれど、それだけのこと。

見つめているものは、多彩な精神の浄化。
無力な僕は権力を憎む。

人の優しさを奪うもの全てを憎んでいる。
財力は差別を生み、僕を虐げる。

君と僕を遠く離ればなれにしたもの、結局はその優しさの無い権力なのだろう。
権力という世界の中で人は皆弱くそして嘘つきだ。

日頃、自分が口にする悩みだとか問題みたいなものって、よく考えてるとそれほど大したことじゃない事が多くて、本当はもっと別のところに問題があるんじゃないかって考えてる人たちって多いと思うんです。

きっと僕もそうだし。
留置場で思った。

俺の魂を捕まえるなんて出来ないさ。
それより何で俺を騙した奴を捕まえない。
拘置所に移され考えた。

結局この世は貧しいものと金を持った奴のどちらかにしかなれないし、なりようがない。
捨てちまうか巧くやるかのどちらかだ。

もう馬鹿になりそうな鍵の穴に、キーを差し込みエンジンをかけると、思い切りアクセスをふかした。
あとは、たった一人で、どれだけ時間を無駄にできるかだけだ。

抱きしめてぬくもりを感じたときに、それが自分のぬくもりじゃなくて相手のぬくもりであるってことを感じて、やっぱり別の固体なんだっていうことを認識するものね。


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